つむぎは、夫の陽介が投資紹介のビジネスを始めた結果、五千万円の借金を負うことを条件に、投資家の中江と性処理の契約を結ぶことを決意した。「一ヶ月耐えれば、陽介と再び幸せな生活を送れるかもしれない...」しかし、この時、つむぎは一ヶ月後の自分がどうなっているか想像すらできなかった。契約が終わることを望んでいないなんて信じられない...中江のものに夢中になってしまっているなんて、夫の目の前で信じられなかった。